レタス(リクガメのエサ考察)

高級そうにみえて意外とコストパフォーマンスが優秀。サラダの定番野菜。今日ご紹介するリクガメエサは「レタス」です。レタスは品種改良が進み、種類がたくさんある野菜です。玉レタスにリーフレタス、ロメインレタスにサニーレタス、プリーレタスにサンチュなどなど。これらすべて栄養価が変わってきますので、一概にカメ餌として栄養レベルを評価するのは、難しいです。

けれども、リクガメはレタスが好きです。とくに暑い夏場は、リクガメがレタスを美味しそうに食べている姿をよく見かけます。どのようなレタスであってもカメの毒にはなりませんので、ぜひいろいろな種類のレタスを与えてみましょう。

この記事では、リクガメのエサとしてのレタスを考察していきます。

レタスのカメエサ評価(数値は一般的な玉レタスの場合)

カルシウム量 × 可食部100gあたり19mg
カルシウム:リン比 × 1:1.15
嗜好性 夏場などよく食べます。
価格 地域差が大きいものの1玉100円台から買えます。
総合評価 39点 カルシウムとリンの比率がかなり悪いので、リクガメの主食には向きません。「水分補給用」のサブメニューと割り切ってください。

レタスはリクガメの主食には不向き! あくまで「おやつ」と考える

リクガメとレタス

結論から述べると、レタスはリクガメの「主食」としては不適切です。というのは、カルシウムとリンの比率が1:1.15とかなり悪いからです。リクガメ餌の理想は5:1です。レタスのカルシウムバランスが大きく劣っていることが分かります。

ではレタスを与えてはいけないのか?ということは決してなく、メインでなく「サブメニュー」として食べさせればまったく問題ありません。玉レタスを洗って水を含ませてから与えれば、良い水分補給にもなります。水入れから水を飲まないリクガメであれば、レタスのような水分量の多い野菜は重宝します。(おおよそレタスの95%程度が水分であると言われています)

主食とはならないことを理解したうえで「水分補給用」の餌として活用していくのが良いでしょう。

レタスの種類ごとの栄養価の違いは?

「レタスはカルシウムが少ない」とはいっても、厄介な問題がひとつあります。レタスは品種が非常に多く、実はカルシウム量は品種によってまちまちなのです。

レタスのカルシウム量とリン比について、わかっているものだけ下記のリストにまとめました。いずれも可食部100gあたりの数値です。

  • レタス(玉レタス):カルシウム 19mg/リン 22mg
  • リーフレタス:カルシウム 58mg/リン 41mg
  • サニーレタス:カルシウム 66mg/リン 31mg

以上より、カルシウム量およびバランス面では「サニーレタス」がもっとも優れていることが分かります。とはいえ、それでもリン比2.12:1ですので、リクガメの主食にはなりません。

なお、我が家のロシアリクガメは、上記のリストのなかでは一般的な玉レタスを最も好んで食べます。玉レタスは球形ですので、葉っぱがお皿のようになっています。そのくぼみのところに水を少し入れて「水入れ」のようにしてあげると、一緒に水もごくごく飲みます。なぜか市販の水入れには見向きもしないので、水分補給的な意味では重宝するレタスです。

レタスの選び方と保存方法

レタスは地域やお店によって、価格差の開きが大きいです。スーパー定例の「野菜の特売日」などを利用して購入するのが良いでしょう。特売日なら1玉100円以下で買える場合もあります。レタスは小松菜やチンゲンサイよりも、天候に値段が左右されやすいですね。安いときに買うのが一番です。

リクガメにとっては「サブの餌メニュー」となりますので「半切」や「4分の1切」のレタスを選ぶのも手です。そんなにたくさんは食べません。

私は初めて知って驚いたのですが、レタスは持ったときに「軽い」ものの方が新鮮なようです。あとは葉の色の鮮やかさや、根本の切り口が変色してしまっていないかなどで判断すると良いでしょう。

ネット上では「レタスを3週間保存する裏ワザ」のようなものが紹介されていますが、手間がかかるのであまりお勧めしません。ふつうに冷蔵庫の野菜室に入れておけば1週間は持ちます。それまでに使い切るのが理想でしょう。葉っぱは包丁で切ったりせずに、外側から1枚1枚はがして使ったらOKです。

葉っぱ系野菜の保存方法全般として「濡らしたキッチンペーパー・新聞紙で包んで保存する」というのはレタスにも有効です。なるべく早く食べるに越したことはありません。

我が家では「リクガメにあげるためにレタスを買う」というよりも、「家族で食べるサラダを作るついでに、リクガメに残ったレタスをあげる」といったスタンスです。与える頻度も1ヶ月に数枚程度ですし、カメ餌としてのストックの必要性はあまり感じていません。

リクガメとレタス2

レタスの嗜好性は高め

うちのリクガメは、レタスの食いつきがけっこう良いです。月にたまにしか与えないから、珍しがって喜んでいるのかもしれません。形も丸っこくて面白いのかも。

水を飲もうとしないリクガメには、レタスを水入れ代わりにして与えてみるのも良いかもしれませんね。

非結球型のレタスですと「サンチュ」も嗜好性が高いです。こちらはまた別の機会に記事に書こうと思います。

以上、読んでくださってありがとうございました。お役に立てましたら幸いです。

(終わり)

コメント

タイトルとURLをコピーしました